Selamat siang ! (こんにちは。)
ご無沙汰しております、アジアン乗り鉄Tinggiです。
この1か月間、雲隠れしていた….わけではなく、実は結婚式の準備をしておりました。
そして、2019年12月1日に晴れて挙式。
現在インドネシア人の妻との新婚生活を満喫中?!
で、
あこがれのガルーダ印のBuku Nikah(婚姻証明書)が今手元にあります。
自分の結婚式を実況中継するのはすこし恥ずかしいのですが、動画にまとめました!
すこしのろけておりますが、大目に見てください!
↓
それでは、
インドネシアでスンダ式の結婚式を挙げた感想やインドネシア女性との国際結婚の注意点と入籍の手続きについてお話しします。
Contents
インドネシアの結婚式の準備~日程の確定~
招待客の多くがスケジュール感のないインドネシア人なので、予定どおり結婚式が上げられるのか最後までヒヤヒヤでした。
彼女に言わせれば、結婚式の招待状は早くても1か月前に出せばいいそうです。
裏を返せば直前まで日程が決まらないということも…..
(招待状を早めに出すとインドネシア人はすぐ忘れてしまうから!!とのこと)
とはいえ日本からの来客に対してはそういうわけにもいかず、半年前までに日程を決めなければなりません。
今年の4月の一時帰国のとき招待状を渡そうと思ったので、なんだかんだで一年前から結婚式の準備をしていたことになります。
一番の問題は日本側の両親が同じ時期に有給を取れるかどうかでした。
当然のことですが、両親の立ち合いは必須です。
婚姻届けを出せば結婚式を省略できる日本とちがい、インドネシアでは
結婚式=結婚の許可を得る場所
なのでおろそかにできません。
日本の招待客からいくつか候補日を出してもらい、その中から彼女の家族・親族でインドネシア(イスラム)的に吉日を選んでもらいました。
インドネシアでも縁起の良い日・悪い日というのはあるので。
たくさんの招待客に来てもらうために結婚式は土曜か日曜にやるのが基本です。
というわけで、
2020年12月1日の日曜日
に日取りは決まりました。
日本人がインドネシアで結婚式を挙げるとき、忘れてはならないのは
サクシと呼ばれる証人
です。
一般的に、両家の親族の中でイスラムの知識に精通している人がサクシ(証人)として式の当日に、結婚の許可を与えます。
なので、日本人の親族から証人を出すことはありません。
40代か50代敬虔なムスリムの男性にお願いするのが一般的なので、インドネシア人の知り合いに相談して決めましょう。
インドネシアの結婚式の準備~会場の確定~
結婚式の日程は決まったものの、実際に準備を始めたのは4か月くらい前でした。
インドネシアの結婚式は、
- ホテルやレストランなど会場を借りるパターン
- 家の敷地で結婚式をするパターン
の2種類があります。
さらにローカル度の高い結婚式は、道路を封鎖して路上にテントを出して式場にします。
さすがに、そこまで節約に走る日本人はいないでしょうが、このスタイルだとに本人的には激安で結婚式を済ませることができます。
私の場合は彼女の家が大きかったこともあり、家の庭で挙げることにしました。
結婚式の準備は業者にたのみ、
- 会場の装飾やセッティング
- 衣装のレンタル
- 当日のメークアップ
など結婚式にかかわるすべてをやってくれます。
近所のお店をいくつか回って、安くてクオリティ的にも納得できるお店にしました。
インドネシアの結婚式は新婦の家で挙げることが多く、準備も新婦の家が主に行います。
なのでインドネシア人女性と結婚する場合、男性側はおまかせ状態です。
私の場合も、彼女に任せっきりで、やったことと言えば日本から来る招待客40名のジャカルタ~チルボンの往復の鉄道&ホテル手配くらいでした。
会場の選定のほかに大切なことは、来賓への返礼品の準備です。
予算によりますが、
- マグガップ
- グラス
- ちょっとしたアクセサリー
が多いです。
これも専門の業者がいて、日付や名前など入れてくれます。
招待客が数百人規模になるインドネシアの結婚式なので、大量発注となると2か月前には注文しておきたいところです。
また、式本番の盛り上げ役として歌手や余興の司会者、それにカメラマンの手配も必要です。
彼女はインドネシアの伝統的な音楽は絶対に使いたくないと言って、J-POPや洋楽が歌える歌手を探しました。
こんな感じで「ダンドゥットでまったり踊る」雰囲気は古臭いとインドネシアの若い世代には敬遠されるてるみたいです。
↓
ダンドゥットがかかると踊ってしまう体質。 pic.twitter.com/ePYjW7HYvR
— ゼスピの里 (@ysm141) November 26, 2017
結婚式当日の受付や会場スタッフは彼女の会社の人たちが手伝ってくれることになりました。
手伝ってくれるスタッフの衣装も用意しなければなりません。
インドネシアの結婚式の準備~直前の準備~
式場の設営業者と返礼品を決めてからしばらくは特にやることはありませんでした。
忙しくなり始めたのは結婚式の1か月前からです。
まず、式場のアレンジを頼んだ設営業者で当日の衣装を決めます。
化粧直しをしなければならず、3パターン選びました。
衣装は新郎新婦の他、双方の両親の分も貸してくれます。
ただし重くて暑いので、私の母親の衣装は似たような色目のドレス風衣装を日本で用意してもらいました。
色味があっていれば、必ずしも同じ衣装で合わせる必要はありません。
また、頼んだ返答品の種類や個数があっているかチェックしたり、インドネシア人向けの招待状を注文したりといろいろやることはあります。
1か月前になってから招待状を出すというのは本当で、招待状を実際に配ったのはなんと2週間前です。
結婚式の会場はチルボンの彼女の実家で、ジャカルタから列車で3時間かかるので当日わざわざ来てくれるのか心配でしたが、バンドンやスマランなど遠方からも来客がたくさん来てくれて驚きました。
ここインドネシアでもIT化は進んでいて結婚式の招待状はメールでもいいのではないかと思いましたが、紙の招待状を出すことに意義があるようですね。
日本の「年賀状は手書きじゃなきゃ」っていうのと同じこだわりですね。
式が近づくにつれて、彼女の実家の近所の人たちや親せきも頻繁に出入りするようになりました。
彼らは、発注した返礼品とは別に当日に配るお菓子やらクルプックを作りに来てくれています。
さらにインドミーやケチャップマニスなどの段ボール箱が大量に届きはじめ、家の中は倉庫状態に….
この段ボール箱も返礼品として配るそうで、彼女の家族側から来賓への感謝の品として配られます。
2週間前になると、当日の立食用の仕込み作業が始まり、山のような食材が運ばれてきました。
当日使う食器やテーブル、椅子などは町内会にお願いして用意しているようです。
こうした備品は彼女の家族が予算を含めすべて負担しました。
インドネシアの結婚式は親族挙げての一大イベント、いや地域あげてのお祭りなのです。
地域社会で部外者の日本人ができることはあまりなく、街の多くの人々が協力してくれたことはありがたいことです。
結局、私がやったことと言えば式の流れを決めただけで、あとは何もせず当日を迎えてしまいました。
正直言って「これでいいのか…」という感じでした。
さすがに、彼女から「もう少し手伝え!」とお叱りを受けましたが….
入籍や結婚式の手続きの流れ
結婚式の動画はこちら
↓
インドネシアの国際結婚で、もっとも大変なのは結婚の書類上の手続きです。
役所の手続きと結婚式が同時に行われなければならないので神経を使います。
式の設営ができても、役所の手続きが終わってなければ意味がありません。
そう、インドネシアの結婚式は日本のように形だけのものではないのです。
インドネシアの結婚式の手続きで必要な書類は、こちらのの記事でくわしく紹介しています。
↓
イスラム教徒と日本人の国際結婚と改宗の方法は?インドネシアのムスリム女性の結婚式の服装や結婚指輪・結婚観を解説!
この記事でも触れていますが、インドネシアでは各地域の宗教事務所が結婚手続きをしています。
書類をもとに結婚の要件を満たしているか審査され、結婚式当日に契約の一節を新婦が唱えることで結婚が認められます。
外国人がインドネシア人と結婚するとき、最も大変なのが書類上の手続きです。
逆に言うと、宗教事務所の手続きが終わればイミグレや警察などへの出頭も不要です。
契約を結び、Buki Nikahが発行されれば一安心というわけです。
その他に、追加書類で「警察の発行する証明書」も必要です。
住所や仕事、パスポート番号、氏名が載っているだけの簡単な証明書です。
まあ警察がらみなので賄賂は要求されますが…
もしワイロ要求されたら、受け流してください!
村役場の係の人と一緒に行きましたが、みんな苦笑いしてました。
警察を出てから、彼女もそのスタッフも、「インドネシア警察は国の恥だのなんの」と言いたい放題(笑)
警察証明もあわせて宗教事務所に正式に提出したのは一か月前のことです。
このときに、結婚式の日付と開始時間も同時に伝えます。
このとき日本大使館発行の婚姻要件具備証明書は原本が回収されるので、コピーを取っておきましょう。
このコピーは大使館に婚姻届けを出すとき必要になります。
書類のほか、結婚の契約をするとき「新郎から新婦へ渡す誓いの宝物」を申請します。
この記念品は、金(指輪、ネックレスなどで代用可)かお金のことが多いですが、結婚式での見栄え的に、両方そろえるのが一般的です。
贈り物の内容はBuki Nikahにも記載されるので、指輪などのアクセサリーは事前に用意しておきましょう。
書類の審査が行われてから2週間たったころ宗教事務所から呼び出しがかかりました。
何かと思えば、結婚前講習会に参加しなさいとのことで、12月にその地域で結婚する人20人が宗教事務所に集められました。
この講習会は平日だったので躊躇しましたが、会社は休むしかありません。
朝から夕方まで丸半日かけて行われました。
当初の予定では、朝から昼まで二日に分けて行われる予定でしたが、「1日で終わらせたいですか?」と宗教事務所の担当者が言い出して一日で終わりました。
簡単に言うと保健体育・家庭科の授業のような内容で、これを受講することで証明書が発行され結婚式当日にBuku Nikahをもらえます。
運転免許の講習会のようなもので、特に緊張する必要はありません。
試験などもなく、参加すれば証明書は発行されます。
これで、式の当日に宗教事務所の人が来てくれて契約を結ばせてくれるという安心材料になりました。
インドネシアの結婚式の流れ
日本からの来客をアテンドするため、式の1週間前にはジャカルタに戻っていました。
そして式の前日に式場にもどると式場はまだできていません。
本番の段取りもわからないまま、半信半疑で結婚式当日を迎えました。
が、いざ現地入りすると立派な式場が完成しているではありませんか。
町内会の人々総出で設営してくれたそうで、本当にインドネシア人はお祭り好きですよね。
地域の人たちの協力あってこその結婚式というわけです。
式は朝8時から始まるので、来客は近くのホテルに泊まりました。
私の両親は彼女の両親や親族にまだ会っていなかったので、前日の午後に現地入りして顔合わせをしています。
このとき証人もあわせて親族と打ち合わせを行いました。
日本人とインドネシア女性が当地で結婚する場合、このように式の直前に会って、親の了解を得るというのがほとんどです。
調理場は明日の仕込みで猫の手も借りたいほどの忙しさでしたが、両親の到着に合わせて、これでもかというくらい食べ物が出されました。
親同士の顔合わせが終わると、建前上、式の本番まで花嫁と花婿は会うことは出来ません。
私と家族は、近くの彼女の親族の家で前泊します。
いよいよ結婚式本番です。
朝、6時には設営業者のメークアップ部隊が衣装を持って、前泊していた「離れ」にやってきました。
合わせて、母親も業者に化粧をしてもらいました。
式が始まるまで、彼女の家には入れないので、私はこちらで朝食を取ります。
その間、来客の日本人は、式場で先に朝食を取ってもらいました。
インドネシアの結婚式は花嫁側の使者が、婿をお迎えに来るというスタイルです。
また、婿の後ろにこちら側の来客が並びます。
町内会の長老のスタートの合図で、私は両親に挟まれ、さらに背後に来客者を従え、式場までゆっくりと行進です。
写真を見た日本人は「Gメン75」みたいと笑っていましたが..
式場の少し前で傘を持った使者が現れた後、彼女の母親からムラティの首飾りをかけてもらってから再度式場に進みます。
なお、ここまではスンダ式の進め方です。
ジャワ式の場合はすこし違うようです。
また、面白いのはこの時点でイスラムの要素が入っていないことでしょう。
式場にある応接間で宗教事務所の役人の到着を待ちます。
書類をもとに結婚の要件を満たしているか審査され、結婚式当日に契約の一節を新郎が唱えることで結婚が認められます。
役人が来るまで、ひたすら緊張して待つしかありません。
なお、この間、花嫁はまだ家の中にいます。
1時間遅れで、ようやく宗教事務所の役人が到着。
彼女の花嫁姿もここでようやくお目にかかれます。
綺麗ですね。
ちなみに、契約の言葉は3度間違えると失効するので注意してください。
↓
Saya terima nikah dan kawinnya kepada【嫁の名前】 binti 【父親の名前】 untuk saya dengan mas kawin tersebut dibayar tunai.
このときに、双方の証人が宗教事務所の役人と一緒に判定を行います。
スラスラと言えれば問題ありません。
この契約が終了し、宗教事務所の書類とBuku Nikahにサインを入れて、結婚の手続きが完了です。
結婚式最大の山場ですが、30分くらいで終わります。
お役人さんたちが帰ると、この先はイスラム式からスンダ式に戻り再び式が進行します。
新郎新婦は会場のステージに両親と共に上がります。
詳しくは動画で紹介しますが、新郎新婦の双方の父母との握手・抱擁に始まり、鶏肉の分割、壺割りなどの儀式が続きます。
最後に、ブーケトスならぬ、サウェランと呼ばれる小銭のばら撒き(小銭の他、キャンディーや飾り物として米も撒きます)を行い、結婚式の第一部が終了です。
ここまでで11時頃になるので、お昼休憩です。
これ以降ステージ上に残るのは新郎新婦のみとなり、父母は退場します。
そして昼食のあとは、ひたすら招待客との記念撮影タイムが続きます。
朝から来ている人たちは、昼食を食べ終わったタイミングで壇上に来て、握手と写真撮影です。
その後も絶え間なく来客があり、私たちはひたすら握手と撮影に応じます。
さながらアイドル気分ですね(笑)
日本での結婚式のように、スピーチがあったり、何かイベントをやって会場を盛り上げる必要もなく淡々と式は進んでいきます。
インドネシアの結婚式は時間は長いものの余計な神経を使う必要もなく、私にとっては非常にラクでした。
お祝儀の渡し方をよく聞かれますが、それぞれの結婚式によって違います。
式場入り口の受付で記帳と同時に封筒を渡す方法か、握手のとき直接渡すかです。
私の結婚式では、当初受付で受け取る予定でしたが、本番では握手時に渡すやり方に変更されました。
回収箱がステージに設置されていたことも理由の一つかもしれませんが。
この辺りは設営業者と打ち合わせをしておくべきでした。
日本人の中にはお祝儀の渡し方がわからず、渡しそびれたという人もいますので、事前に確認することをおすすめします。
歌手やカメラマンの契約は16時までなので、この時間に結婚式もお開きとなりました。
その間に、化粧直しを2回しました。
全ての衣装を見たい人は最後までいなければいけませんが、親族とか親友とかでない限り写真撮影をしてご飯を食べたら帰る人が多いです。
都合がつかず、翌日に来たという人もいて600人以上の来客があったので、なんだかんだで結婚式費用の7~8割は回収できました!
来客の名前とお祝儀の内容・金額、誰に渡したかまで記録していて、彼女の母親あてのご祝儀が一番多かったです。
母親の子育ての終了を祝うという側面もあるようです。
人と人の繋がりを大事にするインドネシアならではで、胸にこみあげてくるものがありました。
ちなみに、お祝儀のお金はそれぞれ渡した人の口座に入金されます。
この辺もチャンプルーで、準備をしてくれた彼女方の家庭に入ってしまうのかビクビクしていたものですが(笑)
インドネシアのハネムーン
イスラム教の世界では婚前交渉はタブーです。
厳密に言うと、デートをするのも、彼女の家に行くのも結婚前はダメなんです。
このイスラムの教えを厳密に守っているのがアチェで、結婚前の男女がハグしてむち打ちの刑に処されるという悲劇が21世紀の現代でも繰り返されています。
インドネシア・アチェ州の州都バンダアチェで10日、ホテルで夫ではない男性のそばにいたところを捕らえられた女性の公開むち打… https://t.co/g7hd6bFt6v
— AFPBB News (@afpbbcom) December 10, 2019
なので、結婚前のカップルにとって結婚式を迎えて一緒に生活できることはこと、とても喜ばしいことなんです。
日本でハネムーンというと、時期よりも場所が重要ですが、インドネシアでは、場所は別にリゾートでなくてもどこでもこだわりません。
反対に、時間をおいてからのハネムーンは良くなくて、場所よりタイミングが大切です。
仕事の都合上、私は3日の夜にはジャカルタに行かなければならず、再来週の週末にチルボンの彼女の家に戻る予定でした。
ところが、普段わがままを言わない彼女が、「一日でもいいからジャカルタに連れて行って欲しい」と言い出して急遽連れて行くことに…
後から聞いた話では、世間の目が気になって仕方なかったそうです。
結婚してからハネムーンにすら行かないというのはインドネシアでは好奇の目にさらされるそうです。
とはいえ、私は2ベッドルームを予約….
何も考えずに彼女はSNSにその画像を投稿したところ、「なんてひどい旦那なのか!」といった内容のクレームが殺到したそうです。
インドネシア人との国際結婚で注意すること
私は「人を見たら泥棒と思え」という性格なので、結婚手続きを進める上で特にだまされることはありませんでした。
そもそも、彼女の家もしっかりした家庭で、私が「インドネシア人化した貧乏日本人」というのを承知でお付き合いを許してくれました。
なので、金をたかられるということもなかったですし(今のところは….)、トラブルなく現在に至っています。
結婚手続きを進めるうえで大切なのは宗教事務所の首を縦に振らせることです。
国際結婚の手続き代行エージェントなど使う必要はありません。
お金と時間の無駄です。
もしパートナーがそのようなサービスを使いたいと言ってきたら、用心した方がいいかもしれません。
日本人を騙して金を巻き上げようとするインドネシア人がいるのは事実なので。
特に、日本人女性とインドネシア人男性の結婚の場合、良からぬ話を聞くことがあります。
一緒に日本に行って、いい仕事に就けると思っているインドネシア人男子が多いようで、結婚後に旦那が働かなくて困っているというケースも耳にします。
結婚式の準備は女性側がやるものなので、その点でも大変ですし。
それと、インドネシアの結婚式は「派手婚」です。
さらに日本人を迎え入れるとなれば、インドネシア人はいつも以上に気合が入ってしまいます。
ですから、予算についても親族と話し合ってしっかり決めておかないと、あれもこれもと発注して気づいたときには予算オーバーになることも。
私の結婚式の予算は、
Rp.50juta(約40万円)
でオーバーした分は彼女の家で払ってくれと最初に決めたので、予算の範囲内で結婚式を終えることができました。
最終的に彼女の母親が1000人分近い量の食材と返礼用のスナックを用意したので、オーバーしたと言えばそれくらいです。
食事関係はすべて彼女サイドにお任せしていたので、あらかじめ金額を決めておけば私に支払いの義務もストレスもありません。
インドネシア人は、結婚式の準備などなぁなぁで進めてしまいがちなので、無用なトラブルを防ぐためにも予算は先にしっかり決めておきましょう!
※結婚式の様子はこちらの動画で乗り鉄ティンギーが実況中継しています!
↓
まとめ
今回は、
インドネシアで完全ローカルスタイルの結婚式をした感想と手続きの流れ、国際結婚の注意点と入籍のやり方についてお話ししました。
2009年にインドネシアに初めて来て以来インドネシア女性と結婚しようという10か年計画をギリギリで実現することができました。
これも周囲のインドネシアの友人の協力があってこそです。
本当に感謝しています!
結婚の手続きでわからないことは信頼できるインドネシア人に任せること。
そうすればなるようになると思います。
任せっぱなしだったので、まだ結婚の実感が沸いてこないのが正直なところです(笑)
今後、
- 婚姻要件具備証明書のコピー
- Buku Nikahとその訳
- その他インドネシア側の書類(出生証明書等とその訳)
- 日本の婚姻届け
を大使館に提出して、インドネシア側、日本側双方で結婚が認められます。
そうそう、大使館に申請するとき、3か月以内に取得した戸籍謄本か戸籍抄本が必要なので両親が結婚式に来るときに持ってきてもらうのを忘れないようにしてくださいね。
Sampai jumpa lagi. (ではまた)