こんにちは。
バリ島在住のAYAです。
海外移住に憧れを抱いている人、将来は海外で生活してみたいと考えている人は多いのではないでしょうか。
実際、私も小さい頃から漠然と海外に住んでみたいと憧れていました。
ここ、バリ島にはたくさんの外国人が住んでいます。
バリ島の綺麗な海、バリヒンドゥーの文化やバリ人・インドネシア人の人柄に惹かれ、バリ島が好きになり移住を決めた人も多いはず。
今回は、バリ島に移住したら1カ月にいくら必要なのか、ローカル目線でバリ島の物価は日本と比べてコスパはどうなのかなど解説します。
日本での生活に見切りをつけ、憧れのバリ島に移住したいと考えている人へ。
Contents
バリ島に海外移住して一か月いくらで暮らせる
現在、私たち家族(私、インドネシア人の夫、乳児1人)の1カ月の生活費は、
350万~400万ルピア(2万5000~2万8000円)
です。
物価がかなり安いので、生活費も月3万円かかっていません。
日本の賃貸の家賃以下の金額で、バリ島では一か月間生活できます。
早速、バリ島での家族3人一か月の生活費の内訳について見ていきましょう。
- 家賃・光熱費: 100万~120万ルピア(7000~8500円)
- スマホ・インターネット代: 40万ルピア(2800円)
- 食費・日用品: 150万ルピア(1万円)
- 交通費・娯楽費: 50~100万ルピア(3500~7000円)
総額 350万~400万ルピア(2万5000~2万8000円)
内訳はこんな感じです。
ちなみに、インドネシア人の大卒新卒者の1カ月の給料の平均は
390万ルピア(約28000円)
です。
バリ島はインドネシアの中でも物価が低い方なので、
月3万円以下の生活費
はローカルの暮らしよりやや良い暮らしといえるでしょう。
次は実際にかかっている費用について具体的に見ていきましょう。
バリ島の物価いろいろ
それではわたしのバリ島生活費の内訳を見ながらバリ島の物価を紹介していきたいと思います。
家賃・光熱費: 100万~120万ルピア(7000~8500円)
この家、ひと月の家賃は
65万ルピア(約4600円)
です。
バリ島の超ローカルな場所にあるローカル向け賃貸物件で、部屋も1Kと狭いので家賃はかなり安いです。
もっと安い賃貸もありますが、キッチンやお風呂が共有だったり部屋も狭かったりなので正直おすすめできません。
現地の富裕層や外国人向けのもっと良い部屋もあります。
たとえば、
約200万ルピア(1万4000円)→家具付きの綺麗でお洒落な部屋
約300万ルピア(2万1000円)→家具付き・プール付きの綺麗な部屋
ローカル目線では高額な賃貸物件ですが、家賃2万円でプール付きのマンションに住めるのはバリ島ならではです。
光熱費は、
- 水道代→20万ルピア(約1400円)
- 電気代→30万ルピア(約2000円)
です。
電気代は、夜だけエアコンを使用しての料金です。
スマホ・インターネット代 40万ルピア(約2800円)
スマホの代金はチャージ式で、インターネットもポケットWi-Fi(チャージ式)です。
たくさん動画を見たり、ダウンロードしたりしなければこのぐらいの値段で抑えられます。
Tekomselという会社のものを使っていますが通信速度も悪くないですよ。
食費・日用品: 150万ルピア(約1万円)
食費は、基本的に自炊ですが、週に2~3回くらいローカルのワルン(レストラン)で買っています。
ローカルのワルンは1食100~200円なので、毎食ワルンで買っても食費は月2万円くらいです。
ローカルワルンのインドネシア料理は、どこも本当においしくて飽きません。
食費に関しては、かなりコスパ良いです!
日用品、食材の実際の値段は、のちほどお話しします。
交通費・娯楽費: 50~100万ルピア(3500~7000円)
バリ島には公共交通機関はあまりないので、バイクか車が生活の基本になります。
交通費はガソリン代くらいです。
私は、車を持っていないのでバイクだけで生活しています。
ガソリン代は、
1回に1万~2万ルピア(70円~143円)
で遠出しなければ1週間くらいもちます。
なので、
月に4万~8万ルピア(約300円~600円)
しかかかっていませんね。
娯楽費は時々カフェでお茶したりお酒を買って飲んだりするくらいで、贅沢をしなければかなり抑えられます。
観光地のカフェやレストラン、マッサージなどに行くと観光客向け料金なので相場は一気に上がります。
ローカルスーパーでの買い物
日用品は基本的にローカルスーパーで購入しています。
バリ島にある大型スーパーCarrefourで売られていた日用品の値段をご紹介します。
Carrefourは、現地の人向けの日用品から観光客向けのお土産品まで何でもそろっています。
品ぞろえも良くて、現地ブランドの物だけでなく海外ブランドの物も置いてます。
日本の調味料や食材も少しですが売っているので、日本食が恋しくなっても大丈夫。
カルフールの日用品の値段はローカルスーパーより少し高いもののそこまで差はありません。
海外ブランドはそれなりに高いですが、国内ブランドは格安です。
「オーガニックじゃないと嫌」、「このブランドの物じゃないと嫌」といったこだわりがなければ、現地ブランドの製品で十分だと個人的には思います。
調味料や食材もローカルスーパーと比べてそこまで値段の差はありませんが、野菜や果物、肉類はローカル市場と比べて割高です。
※今回のバリ島海外移住の生活費について動画でまとめています
↓
参考までに、カルフールで売られている日用品、食材の実際の値段を列記します。
・国内ブランド「Citra」の石鹸 → 2700ルピア(19円)
・「Lux」のボディソープ270ml→ 2万7000ルピア(190円)
日本だと450mlのボトルが約500円なので、日本よりもやや安いです。
・ニベアの青缶56g→ 2万6000ルピア(183円)
日本では、250円前後するので、バリ島の方が安い。
・赤ちゃん用オムツ
需要ないかもしれませんが、海外子育てを考えている方へ、参考までに。
日本ブランド「パンパース」28枚入り 14万6000ルピア(1031円)
サイズにもよりますが、日本だと38枚入りで1628円
日本とほぼ同価格です。
・衣類用洗剤 2万ルピア(141円)
大容量なので、1カ月以上もちます。
・食器用洗剤 1万7000ルピア(120円)
・調味料、食材
基本的にすべて安いです。
・油(1000ml) 1万6000ルピア(113円)
・ナシゴレンの素 2000ルピア(7円)
これは、とてもおすすめで、ナシゴレンの素とお好みの野菜や肉・魚介類とご飯を一緒に炒めればおいしいナシゴレンが作れます。
・味の素 6000ルピア(42円)
・ミーゴレン用の乾麺 9000ルピア(63円)
・パスタ 5万ルピア(353円)
・米5㎏ 5万7000ルピア(402円)
・即席のミーゴレン1袋 2500~3000ルピア(17~21円)
安くておいしくて作るのも簡単なので、どの家庭でも常備しています。
・オレオのクッキー 7200ルピア(50円)
・現地ブランドのクッキー 5700ルピア(40円)
・ポテトチップス 1万1000ルピア(77円)
・フルーツジュース250ml 6400ルピア(45円)
・ビール350ml 1万8000ルピア(127円)
バリ島伝統市場の値段は
バリ島にはたくさんの伝統市場、ローカル八百屋があります。
野菜や果物、肉類はローカルスーパーで買うよりも、ローカル市場、八百屋で買った方がお得です。
採れたての野菜や肉や魚介類など安くて新鮮な商品がたくさんあります。
市場や八百屋の場所によって鮮度はまちまちなので、何軒か回ってお気に入りの市場、八百屋を探してみてください。
そして、ローカル市場や八百屋には、食材だけでなく調味料や日用品も置いてあります。
1個売りだったり、小さいサイズの物しか置いてないので、1個づつ小さいサイズの物を頻繁に買うと結局割高になることもあります。
日用品はスーパーで大容量を買ったり、まとめ買いするほうがお得なこともあります。
ローカル市場、八百屋の野菜の値段ですが基本的に測り売りなので、重さによりけりです。
大体、人参1本、茄子1本、とうもろこし1本、青梗菜一束が2000ルピア(14円)ぐらいです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、バリ島に移住した場合の1カ月にかかる生活費について紹介しました。
ローカルな生活をすれば約350万~400万ルピア(2万5000~2万8000円)でバリ島で生活できることがわかって頂けたかと思います。
しかし、旅行に来た時のイメージでバリ島に移住したら、想像以上にお金がかかることになります。
日本同様バリ島でも、お洒落な生活は出費が大きいので。
素敵なカフェやレストラン、バーで毎日食事したり毎日マッサージをしなければ、月5~6万円もあればバリ島生活を十分満喫できます。
自然豊かなバリ島で、のんびりと暮らすのも悪くありませんよ!
※今回のバリ島海外移住の生活費について動画でまとめています
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