こんにちは。
バリ島在住のAYAです。
まだまだ世界中で猛威を振るっているコロナウイルス。
ここインドネシア・バリ島では感染者数が増え続けています。
インドネシアのコロナウイルス感染者数は、東南アジアで最高で新規感染者も増加していて第一波収束もまだまだな状況です。
2020年7月バリ島コロナの現状動画はこちらから
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今回は、
2020年7月のバリ島の現状、サーフィン・ビーチの再開状況や観光・旅行再開の見込みについてお話しします。
Contents
バリ島のコロナウイルス感染者数の推移(2020年7月現在)
前回のコンテンツ(2020年4月)では、バリ島のコロナウイルス感染者数は124人、回復者数36人、死亡者数2人とお伝えしました。
↓
新型コロナウイルスのバリ島の感染者数と原因を解説!インドネシアへの日本人の入国制限と空港の現状も
2020年7月現在のバリ島コロナウイルス感染の現状は
- 感染者数:2781人
- 回復者数2058:人
- 死亡者数:44人
となっています。
4月・5月の感染者数は一日20人くらいでしたが、6月から一日の感染者数が徐々に増えてきて、多い日で1日100人を超えるようになりました。
7月現在も感染者数は増加傾向で、平均して50~100人程度の感染者が毎日発表されています。
不思議な事にバリ島ではコロナウイル感染者の致死率は低く、
1.6%
です。
感染者数に比べ死者数が少ない理由は、地元バリ人によると
「バリ島には神様がいるからだ。」
そう?!
喫煙者が多いバリ島(インドネシア人は喫煙者がとても多い)のコロナウイルス感染の致死率死者が低いのはかなり謎です。
レストラン・マッサージなどのオープン状況。クタやスミニャックなどの街の様子から旅行を楽しめるか検証
スミニャックやクタなどの観光地のレストランやカフェ、マッサージ店は、徐々にオープンしてはいるもののまだまだ休業しているお店が多いです。
休業ではなく、閉店したお店もたくさんあります。
営業しているお店にも時間規制があって、21時までの営業です。
今のバリ島には基本的に観光客がいないので、観光地のメインロードはかなり閑散としていてコロナ前のバリ島とは雰囲気がまったく違います。
コロナ前はメインロードに行けばレストランもマッサージのお店もいたるところにたくさんありましたが、今は営業しているお店を探すのも一苦労です。
しかし、人がいないからこそ良いこともあります。
ホテルやヴィラは貸し切り状態だし、ディスカウントもあって普段は手が届かない高級ホテルに格安で滞在することもできます。
現在のバリ島はコロナ前のにぎわいはないものの、ビーチでのんびり過ごすなど以前とは別のバリ島ステイを満喫できます。
バリ島のビーチ・サーフィンの再開状況
コロナで今まで閉鎖していたクタやスミニャック、サヌールのビーチは7月からオープンしました。
オープンして一週間は現地の人やバリ島に住んでいる外国人などでにぎわっていましたが、しばらくするとみんなビーチにも飽きたのか今はビーチに人はまばらでプライベートビーチ状態です。
良いところは、コロナ渦中の数カ月間ビーチに人の出入りがなかったのでゴミが減ってビーチがとても綺麗になっていました。
コロナ前は、クタビーチを歩けばサーフィン、マッサージ、物売りなどたくさんの客引きに声をかけられましたが、今は客引きの姿もほとんど目にしません。
サーフィンなどのマリンスポーツも再開していて、ローカルのサーファーしか海にいませんが、サーフボードのレンタルはしています。
海も混雑していないので、初心者がサーフィンを始めるにはいい時期とも言えるでしょう。
日本人のバリ島入国規制と諸条件
バリ島フリークにとって、現在のバリ島の入国規制は気になる情報ですよね。
現在のバリ島の入国規制については現在、一部の例外を除いて外国人のインドネシアへの入国は禁止されています。
例外はこちらです。
↓
- 一時滞在許可(ITAS/KITAS)、定住許可(KITAP)保持者
- 外交・公用査証または滞在許可保持者
- 人道上の理由に基づく医療・食料支援関係者
- 輸送機の乗務員
外務省はインドネシアに対する感染症危険情報を
レベル3「渡航は止めてください(渡航中止勧告)」
に引き上げています。
観光目的のインドネシア入国は2020年7月現在も禁止されています。
一時滞在許可(ITAS/KITAS)・定住許可(KITAP)保持者は、日本に一時帰国しても再入国することができます。
しかし、インドネシア再入国後は14日間の自己隔離、また入国時にインドネシア入国7日前に医療機関で発行されたPCR検査陰性の記載のある英文の健康証明書の携行が求められています。
デンパサール―成田、デンパサール―関空の直行便は、2020年7月現在運休しています。
日本からバリ島に行くにはジャカルタ経由の便しかなく、ガルーダ・インドネシア航空は週に1日と減便しています。
日本からのバリ島旅行・観光再開(楽しめるようになるのは)はいつ?
バリ島のバリ州知事が、9月11日より外国人観光客の受け入れを再開すると発表しました。
3段階のステップでバリ島の観光業再生に取り組む方針を示しており、まとめると
- 7月9日~:バリ移住者への観光スポットの開放
- 7月31日~:国内旅行者への観光スポットの開放
- 9月11日~:外国人旅行者の受け入れ再開
となります。
しかし、現実問題、コロナウイルス感染者が増加傾向のバリ島で、外国人観光客受け入れは本当に可能なのでしょうか。
あと1カ月でコロナウイルスが収束するとはとても思えません。
たとえ、外国人観光客受け入れを再開したとしても、いろいろと規制があるでしょうね。
まだ、バリ島からのインドネシア入国者の規制はまた具体的には発表されていませんが、観光客であっても14日間の自己隔離、もちろん健康証明書の提示は必要となるでしょう。
以前のような活気のあるバリ島に戻ってほしい反面、まだ観光客の受け入れは早いのではないかと個人的には思います。
まとめ
今回は2020年7月のバリ島の現状をお伝えしましたがいかがでしたか。
まだまだ世界中で猛威を振るっているコロナウイルス。
「ニューノーマル(新しい日常)」と世間で言われるように、
- マスク着用必須
- モールやレストランに入るにも検温
- 他国入国にはPCR検査が必須
など、いろいろな規制があってコロナ前のように自由に気軽に海外に行ける状況とは程遠い状況です。
このコロナ騒動が終息するのはワクチンの実用化しだいなので、もうしばらくはバリ島旅行は見送るのが無難でしょうね。
2020年7月バリ島コロナの現状動画はこちらから
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