Selamat siang!(こんにちは)

ボロブドゥール遺跡はユネスコ世界遺産に登録された世界有数の仏教遺跡です。

ところでボロブドゥールは何島にあるかご存知ですか?

もちろんジャカルタがあるジャワ島です。

世界3大仏教遺跡の一つといわれラピュタ感はんぱないし、ボロブドゥールのサンライズを見たら感動することまちがいなしです!

一生に一度は見ておくべき世界の絶景の一つと言っても過言ではありません。

今回は、

ボロブドゥール寺院遺跡の入場料や行き方とおすすめホテル、現地ツアーやサンライズの場所や服装について地図で見ていきましょう!

Contents

ボロブドゥールの歴史

 

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ボロブドゥール寺院は8世頃に中部ジャワのシャイレンドラ王家によってつくられた仏教寺院です。

ジャワ島にイスラム教が広まったのは13世紀末なので、それよりだいぶ前のお話しです。

現在のインドネシアはイスラム教のイメージが強いですが、13世紀までは他の東南アジアの国々と同じく仏教国で、海のシルクロードでヒンドゥー教や仏教などインドの影響を受けていました。

そんな仏時代のインドネシアを象徴するボロブドゥールの面積は約1.5万㎡で、カンボジアのアンコールワット、ミャンマーのバガン遺跡とともに世界3大仏教遺跡といわれています。

建物は9層のビラミッド状で内部空間がないのが特徴で、最下層は一辺約115mの方形の基壇、その上に5層の方形壇、さらにその上に円形壇が3層重なっています。

方形壇の各層に回廊がめぐらされていて壁には仏教説話のレリーフが1460個はめ込まれてるのも圧巻ですね。

3円形壇の上にはストゥーパと呼ばれる釣鐘型の搭が72基あってそれぞれのストゥーパに仏像が納められており、ストゥーパの窓から手を入れて「男性なら仏像の薬指、女性なら足の裏に触れることができれば願いがかなう」と言われています。

最上壇の巨大ストゥーパには仏舎利(お釈迦さまの遺骨の一部)が納められています。

 

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ボロブドゥールは今でこそ世界的仏跡として有名ですが、長い間ヴェールにつつまれた謎の仏教遺跡でした。

というのは、

10世紀にジャワ島中部にあるムラピ山が大噴火してボロブドゥール周辺は人が住めなくなってボロブドゥールの存在は人々から忘れられていたからです。

そして、

長い間ジャングルの中に埋もれていたボロブドゥールですが、1814年にジャワ島の英国副知事だったイギリス人のトーマス・ラッフルズによって発見されます。

そう、あのシンガポールのラッフルズホテルで有名なラッフルさんですね。

発見後も戦争などで崩壊寸前になっていたボロブドゥール遺跡は1973年ユネスコによって修復工事が行われ、1991年にはムンドゥッ寺院、パオン寺院とともにボロブドゥール寺院遺跡群として世界遺産に登録されて現在に至っています。

ボロブドゥールの入場料は?

 

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ボロブドゥール寺院遺跡の入場料金は

  • ローカル料金
  • 外国人向け料金

の2種類あり、その値段はかなりちがいます。

外国人入料金は、

  • 大人    US$20(260,000IDR) 約2000円
  • こども US$10(130,000IDR)  約1000円

と現地感覚ではかなり高いです。

ローカル料金は日本円でたしか300円くらいだったと思います。

外国人の入場料金はとても高いものの、KITAS(インドネシアの就労ビザ)をもっていれば、外国人でもローカル料金でボロブドゥールに入ることができます。

わたしもKITASをもっているので300円くらいのローカルチケットを買うことができました。

KITASを持っているインドネシア在住者の方は、入場チケットを買うときにKITASをだすのを忘れないでくださいね!

ボロブドゥールの行き方は?

ボロブドゥールの最寄りの空港は

アジスチプト国際空港

です。

日本からの直行便はないのでジョグジャカルタへ行くにはバリ島かジャカルタの空港を経由しなければなりません。

日本からジョグジャカルタまでの所要時間はバリ島、ジャカルタともに約1時間、日本からジャカルタまたはバリへの飛行時間は7時間かかるので、乗り換えの時間をいれるとトータルで12時間はかかるでしょう。

そして、

ジョグジャのアジスチプト空港に着いてからボロブドゥールまでは、タクシーかバスしか選択肢はありません。

ラジャワリタクシー(Taksi Rajawali)という空港公認のタクシーがあり、到着ロビー出口前にカウンターがあり、そこでチケットを購入することができます。

ラジャワリタクシー以外のタクシーもありますが、料金が交渉制なので初めてインドネシアに来た人にはあまりおすすめできません。

インドネシアの白タクはほっとけばボッタくってくるので….(笑)

 

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また、タクシー以外ではバスという選択肢もあります。

空港からボロブドゥール行きのバスはダムリ(Bus Damri)社のバスが便利です。

ダムリバスのチケット売り場は空港の北駐車場の近くにあります。

空港の到着ターミナルから真っ直ぐ歩いてインフォメーションカウンターを左に曲がり、地下道を通ると北駐車場に着きます。

空港からボロブドゥール寺院遺跡までのバス料金は

75,000ルピア(約600円)

で、

7:00から21:00まで毎時1本間隔

で運航しています。

ただし空港からボロブドゥールへ行くには乗り換えが必要です。

最初マグラン行きのバスに乗り、Palbapangの交差点で降りてボロブドゥール遺跡行きのシャトルバスに乗り換えることになります。

乗り換えの必要があるので、旅慣れてない人は素直にタクシーを利用したほうがいいでしょう。

なお、

アジスチプト国際空港からプランバナンなどジョグジャカルタ市内へ行くには

トランスジョグジャ(Trans Jogja)のバス

が便利です。

料金は

一律3,500ルピア(約28円)

とローカルプライスなので激安ですよ。

チケット売り場はダムリと同じ北駐車場にあります。

ちなみに運行時間は

5:30~21:30

までです。

サンライズツアーの申し込み方法

 

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ボロブドゥール寺院遺跡のサンライズツアーは遺跡から歩いて5分の場所にある

マノハラリゾート

で申し込むことになります。

当日リゾートの受付に直接行って申し込むこともできるし事前に予約することもできます。

サンライズツアーの料金は、

  • 外国人価格              450,000IDR
  • ローカル価格            325,000IDR
  • マノハラリゾート宿泊客 275,000IDR

です。

KITASを持っている在住者の方はローカル価格が適用されるので提示をお忘れなく。

サンライズツアーの集合時間は朝の4時で、集合場所はマニハラリゾートです。

ツアー参加者は、朝4時にマノハラリゾートのレセプションで、ツアー料金の支払いをして、入場チケットと懐中電灯をわたされます。

朝4時スタートであたりは真っ暗なので足元には気を付けてくださいね。

いちおうサンライズツアーという名前ではありますが、ガイドなどはいなくて自由に散策しながらサンライズを楽しむことができます。

つまり、これ

ボロブドゥールのサンライズを見たい人向けの早朝入場料といえるでしょう。

いちおう朝食とお土産はついていますが….

プランバナン遺跡

ジョグジャカルタへ行くならボロブドゥールだけでなくプランバナンにも足をのばしましょう。

プランバナン寺院群はおもにヒンドゥー教のプランバナン寺院、カラサン寺院、サンビサリ寺院、仏教のセウ寺院、プラオサン寺院で構成された世界遺産のヒンドゥー教寺院です。

プランバナン周辺は整備されて遺跡公園となっており、夕暮れ時のプランバナン寺院はとても幻想的です。

ブランバナン寺院は9世紀にヒンドゥー教を信仰していたジャワ島古マタラム王国のピカタン王によって建てられました。

ヒンドゥー教のブラフマー神、ヴィシュヌ神、シヴァ神をそれぞれ祀るお堂があり、回廊には神話のレリーフが施されています。

10世紀のマタラム朝の遷都によって廃墟となり、1549年の地震で遺跡のほとんどが崩壊し、1733年に再発見されるまで人々の記憶から忘れ去られていました。

1937年から1993年まで遺跡の修復作業が行われ、1991年にはボロブドゥールとともにユネスコの世界遺産に登録されています。

2006年5月に起きた地震の被害を受け現在も修復作業がつづいています。

プランバナン遺跡の入場料金は、

  • 大人   18USドル
  • こども    9USドル

とボロブドゥールより安いです。

ヒンドゥー寺院といっても遺跡なので、バリ島のように腰にサロンを巻かなくてもいいですが、イスラム教徒が多いエリアなので肌の露出のすくない服装を心がけましょう。

ジョグジャカルタのおすすめホテル

 

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ボロブドゥールだけならマグランのホテルでもいいですが、ジョグジャカルタやプランバナンも見るならジョグジャカルタのホテルがベストです。

ジョグジャカルタのホテルはバリ島に比べて安いので、ラグジュアリーホテルに割安価格でステイすることができます。

なので、すこし奮発して

  • ハイアットリージェンシー
  • マリオット・ジョグジャカルタ
  • ロイヤル・アンバルクモ・ジョグジャカルタ

あたりのハイクラスホテル滞在もいいですよね。

ジョグジャカルタのホテルでも、ボロブドゥールのサンライズツアーはホテルで予約できるので問題ありません。

ところで、

ホテルや飛行機選びは、複数の旅行会社へ問い合わせして相見積もりをとるのが基本ですよね。

同じ条件でも会社によって値段が倍になったりするので慎重に比較することが大切です。

しかし、1社1社問い合わせるのは面倒だし時間がかかりませんか?

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さらに

旅行のプロからおすすめプランを提案してもらえるのも大きなアドバンテージでしょう!

まとめ

いかがでしたか?

ボロブドゥールとプランバナン遺跡は今や世界遺産として世界中から注目を集めています。

世界三大仏跡すべてをまわったわたしが最初に訪れた仏跡はボロブドゥールでした。

その後、カンボジアのアンコールワット、ミャンマーのバガン遺跡とまわりましたが、悠久の海のシルクロードの大きな文化の潮流を感じることができました。

そういった意味では、

インドネシアは昔から中国・東南アジアとインド・アラビア世界、さらにはヨーロッパの文明が交差する文明の潮目なんだと感じた今日このごろでした!

Sampai jumpa lagi!(ではまた)