スラマッパギ!(おはようございます)

ラマリラ村のクジラ漁を体験してからインドネシアの秘境にはまりつつあるuraちゃんです。

みなさんは

レンバタ島で行われているモリ一本で仕留めるクジラ漁を知っていますか?

  • えー!この21世紀に…
  • くじらかわいそう…
  • 鯨って食べられるの?

なんて声が聞こえてきそうですが、日本でもくじら肉は30年くらい前までは学校給食で普通に出されていました。

そんな日本でも2019年の7月1日から商業捕鯨が解禁になりクジラに対する考え方も変わりつつあります。

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動画でインドネシアの人気ソング「kapan kapan」をラマレラの子供たちと歌ったので見てくださいね~

今回は、

ラマレラ村クジラ狩り滞在記を中心に、レンバタ島の場所や日本からの行き方・鯨漁ツアーの予約方法について見ていきましょう!

ラマレラ村に行った理由

まずはじめに、

わたしがインドネシアの辺境の地ラマレラに行った理由からお話しします。

ラマレラ村の存在を知ったのは

クレイジージャーニー

というテレビ番組でした。

30年前からラマレラ村に通っている写真家の石川梵さんに番組スタッフが密着して、地元の人とクジラの格闘を撮影するハードボイルドなドキュメンタリーでした。

モリ一本で10メートル以上の大きさのクジラを仕留めるなんてヤバすぎる…

とドン引きするとともにカルチャーショックを受けてしまったのです。

そして、

自分の目で見なければわからない

と居ても立っても居られなくなりました。

今まで行ったことのない未開の地での暮らしを体験したいという思いもありました。

それではラマレラ村のクジラ漁を見ていきましょう。

ラマレラ村のクジラ漁とは

ラマレラ村 クジラ狩り レンバタ島

ラマレラ村のクジラ漁は、クジラをモリ一本で狩るワイルドな漁です。

ラマファと呼ばれる銛打ち名人が小型の木造船(プレダン)からクジラの急所めがけて飛び込み、全体重をかけてクジラに銛を打ち込みます。

この勇気と経験ある選ばれし勇者は

ラマファ

と呼ばれます。

ラマレラ村では、400年以上変わらぬ原始的なやり方でマッコウクジラに挑み続けています。

クジラ漁の時期は

5月から9月まで

ですが、必ず獲れるという保証はなく運にも左右される不安定な漁です。

わたしのラマレラ村の2週間の滞在中に奇跡的に1度クジラが獲れましたが、普段は

マンタ、ウミガメ、サメ、イルカ、マンボウ、シャチ

を獲って生活しています。

漁師さんいわく、

イルカは頭が良くてすばしっこいからなかなか獲れない

そうです。

現在はエンジン付きの船を使うので漁がやりやすくなりましたが、昔はすべて手漕ぎ船でした。

クジラが暴れて舟を壊したり、銛打ちのときにロープにからまって海底に引きずり込まれ命を落とすこともある危険な海の狩りなのです。

あまりに危険なので、最近のラマレラ村の若者は漁師になりたがりません。

それでも、小さな子供たちが海辺でラマファの真似をして遊んでいる姿を見るとほっこりしますね。

ラマレラの気候は暑く、植物もあまり育たないので、現在もクジラ肉を使って山の民と物々交換をしています。

女性は、男性が海で獲った魚やクジラをバナナや穀物にかえて生活していますが、時代の変化とともに貨幣での交換が増えてきました。

ラマレラ村の物々交換では、観光客も果物やお魚、野菜などを買うことができますよ。

こぶし大のアボカドが五つで

10,000ルピア(約80円)

とにかく安いんです。

「物々交換の野菜は全部オーガニックだよ~」

と地元の人が教えてくれました。

日本ではあまり見かけないバナナの花だったり、料理用のバナナ、生食用のバナナもありましたが、ランブータンがとってもおいしかったです。

ラマレラ村 クジラ狩り ランブータン

経済的に豊かでないラマレラは、国際捕鯨禁止令から免除されている唯一の村なので、ラマレラ村の伝統捕鯨(生存捕鯨)はいま世界中から注目を集めています。

ラマレラ村の場所と日本からの行き方・宿は?

ラマレラはインドネシア東部のレンバタ島にある人口約2000人の村です。

レンバタ島はバリ島のとなりのとなりのとなりに位置する島で、地図で見ると近そうですが、かなりの距離があります。

また、世界的観光地バリ島とは雰囲気がまったくちがう秘境ともいっていい島なので、飛行機や船、バスなどを乗り継いで行かなければなりません。

日本からラマレラ村への行き方は

日本からレンバタ島への直行便はないのでまずはバリへ行きましょう!

具体的なラマレラ村までの旅程は、

  • 1日目 成田→バリ(デンパサール)泊 約7時間半フライト
  • 2日目 バリ→マウメレ 約2時間フライト Pantai Parais Homestay泊
  • 3日目 マウメレからバス約4時間→ララントゥカ ASA HOTEL泊
  • 4日目 ララントゥカからフェリー約3時間→レオレバからバス約4時間→ラマレラ到着

です。

同乗者の荷物が届かないアクシデントがあって余分に一泊しましたが、スムーズに行けば成田からラマレラまで3日で行けます。

飛行機の値段は、

わたしの場合、ガルーダインドネシア航空で成田からマウメレまでの往復が9万円くらいでした。

Air Asiaなどの格安LCCを使えば3万円~とさらに安く行けます。

ほかの行き方は、バリ島デンパサールからティモール島のクパンを経由してレンバタ島のレウォレバへ直接行くこともできます。

ラマレラ村の宿

つづいて、

ラマレラ村の宿を見てみましょう。

ラマレラ村にはバリ島のようなホテルやヴィラはありません。

ゲストハウスか地元の人のお家にホームステイすることになり、宿の数も限られています。

アベルの家

海に近くて売店もあり、冷えたビンタンビールやジュースも買うことができます。

宿泊客は世界中からやってくるインターナショナルな雰囲気のゲストハウスです。

お値段は、

一泊三食付で150,000ルピア(約1200円)

です。

もちろん、トイレやお風呂は共同です。

ウディスの家

ウディスの家 ラマレラ村 レンバタ島

わたしがラマレラ村で泊まったのはこちらのウディスの家です。

高台にあり海を眺めるには最高のロケーションで、英語の話せるホストもいます。

こちらも

一泊三食付で

150,000ルピア(約1200円)

とアベルの家と同じです。

村に宿は数件しかないので、値段を合わせてるんですかね~

こちらもトイレやお風呂は共同で、夜だけ電気が入る共同の冷蔵庫もあるのでテンション上がりますよ~?!

わたしの知り合いは、値下げ交渉して130,000(約1040円)ルピアにしてもらいましたが、もともと安いお値段なので、値段交渉はやめてスッキリ払いましょう。

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他にも、マリアの家や仲よくなったラマレラの村人の家にホームステイする人もいます。

ちなみに、ウディスの家のごはんはこんな感じです。

ラマレラ村 レンバタ島 クジラ狩り

毎日のメニューは、

  • 朝食 : いつも揚げバナナでたまに、蒸しパンがでます。コーヒーか紅茶はホットしかありません
  • 昼食 : 五穀米のような雑穀ごはんにスープ、トビウオの焼き魚など
  • 夜食 : 雑穀ご飯、サメのフライ、くじら肉など

 

といった感じで、クジラ以外の肉料理はあまりなく毎日メニューは変わりません。

まわりにスーパーやコンビニは皆無なのでラマレラ村に長期滞在する人は、ふりかけや梅干などを日本から持っていってもいいですね。

気になるクジラのお味は….くさいです..

日本のクジラ肉はおいしいですが、別物と思っておいたほうがいいでしょうね。

コンビニのないラマレラ村の滞在中は、冷たいものやアイスクリームが恋しくなります。

夜も窓を開けたまま寝ることになりますが、30度ちかい暑さが続くので寝ぐるしいです。

ラマレラで道を歩いていると、子供たちから「ボンボン」と何回も言われました。

「ボンボン、ん?お金欲しいってこと?!」

と一瞬思いましたが飴のことでした~。

子供たちが虫歯になっても病院がないので、笑顔でことわりました!

ラマレラ村は小さな村なので、子供たちと毎日顔を合わせていると名前を覚えて声をかけてくれます。

ラマレラは、観光客やジャーナリスト・学者・写真家・冒険家?!など世界中から集まるので、なにげに国際色も豊かなんです。

私が行ったときは日本人も8人くらいいましたね。

村にお邪魔させてもらっているという気持ちをわすれず、村の人とすれ違うときはあいさつしてコミュニケーションをとろうとする姿勢が大切だと個人的に思います。

あと、今でも強烈に記憶に残っているのは村の至るところに干してあったクジラ肉のニオイ…

暑さとクジラの脂まざり合った匂いはなかなか強烈ですよ。

レンバタ島くじら漁ツアーの予約方法や出船料は?

ここまでラマレラ村についていろいろお話ししましたが、クジラ漁ツアーに参加したいときはどこで予約すればいいのでしょう?

ゲストハウスの人にクジラ漁に同行したいと話すだけでOKです。

翌朝6時ころに乗組員さんが迎えにきて、乗組員がお祈りをすませてから6時半ころ船が出発します。

乗船料は

200,000ルピア(約1,600円)

で、その場です。

また、乗船料はクジラが捕獲できたら

300,000ルピア(約2,400円)

に上がります。

乗船時間は

朝の6時30分からお昼の2時くらい

ですが、クジラとの格闘により4時すぎることもあります。

クジラ狩りに行くとき気をつけることは、水分や食事、日焼け対策など気を付けましょう。

そして忘れてはならないのが、トイレはどこでするか?です。

海でするしか選択肢はありません。

暑いので水分が蒸発しトイレにあまり行きたくならないのですが、結構つらいです。

そして、船酔いしやすい人は、酔い止めの薬を必ず飲んでから船に乗ってくださいね。

私は三回クジラ漁に参加して、三回目は船酔いの薬を飲み忘れて散々な目にあいました。

人生でこんな船酔いはじめてでグロッキー状態でした。

昼ごはん用に「朝ごはんの揚げバナナを持っていけ」と宿のおばちゃんに言われたものの、正直、揚げバナナ、船酔いのときキツイです。

揺れが激しい日にクジラ漁に参加すると、海の上でずっと船酔いに悩まされます。

漁は待っている時間のほうが長いので、獲物が獲れれば気が紛れますが、炎天下の海の上では逃げ場はありません。

ちなみにライフジャケットもないし、観光客が乗る舟でも獲物を見つけたラマファはいきなり飛び込みますし、衝撃もあります。

ラマリラ村のクジラ漁に同行するのはある意味覚悟がいりますが、一生忘れられない体験ができることは確かでしょう。

ラマレラ村に滞在するとき注意すること

わたしは

2018年4月末から5月6日までの約2週間

ラマレラ村に滞在しました。

ラマレラはマラリア汚染地域ということもあり、虫除け対策は大切です。

滞在中ご飯を食べるとき足元を見たら10匹以上蚊が飛び回っているのは普通で、虫除け対策しても蚊にさされるし、トイレやお風呂場は特に注意が必要です。

なお、ラマレラ村のトイレにトイレットペーパーはなく手動ウォッシュレットです(笑)

シャワーはなく、溜めてある水おけで水浴びをします。

ある日、

晴れた日に溜めてある水をよく見るとボウフラがわいていましたし….

蚊が多いはずですね。

ラマレラ村の電波事情ですが、村の高台の小学校からのWI-HIが使えます。

スピードは日本と比べるとかなり遅いですが。

ラマレラ村滞在中に注意することを下記にまとめてみました。

まずは、虫除け対策です。

部屋・台所・トイレ・お風呂などいたるところに蚊がいるので、油断は一瞬たりともできません。

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その他のラマレラ村滞在中の注意事項を箇条書きでまとめると、

  • 日差しが強いので帽子、UV対策の長袖
  • 靴よりビーチサンダルがいい
  • 速乾で風を通しやすい衣類
  • 夜の6時から電気はつくものの外灯はないのでライトは必需品
  • 舟に乗る人は酔い止めの薬は必要不可欠
  • 暑いので塩分チャージの飴など
  • 日曜日は漁はお休みなので注意してください
  • 銀行や病院はありません(胃薬・痛み止め・かぜ薬、絆創膏は持参したほうがいいです)

です。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、

ラマレラ村クジラ狩り滞在記ということで、レンバタ島の場所と日本からの行き方・鯨漁ツアーの予約方法などなど見てきました。

21世紀の現代でも伝統捕鯨(生存捕鯨)が行われるラマレラ村は、モリ一本でクジラを狩る男たちの命を賭けた戦いの場なのです。

農業に不向きなこの地では、村人全体を養っていくためにクジラ漁は必要不可欠なのです。

クジラを一頭狩れば村人全員が食べていきますからね。

長年にわたって、クジラに敬意を払いながら共生する生き方はこの地の人々の特徴です。

みなさんも時には文明を離れた暮らしを体験してみてはいかがでしょうか?

私たちが忘れがちなシンプルライフがラマリラ村にはありますよ。

サンパイ・ジュンパ・ラギ!(ではまた)

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